2018年FIFAワールドカップ『ゴールラインテクノロジーやVARもいいけれど』
試合の話じゃない話
もう少しでグループリーグも終わり。決勝トーナメントに向けて、駆け引きが盛んに行われていますね。
今大会初のノーゴールドローとなったデンマークVSフランス。
忖度が働いてなんて言葉も聞こえてきますが、ファンからしたら納得できないよね。
その気持ちわかります。
試合をしている選手たちにロッカールームでどんな指示があったのか。
大変興味深いところです。
さて、ゴールラインテクノロジーやVARが幅を利かせるようになった今回のワールドカップ。
皆さんは楽しんで見ていますでしょうか?
レフェリーも慣れていないせいか、VARを活用するタイミングが微妙なときありますよね。「えっ!いまっ!?」みたいな。
新しい技術は使う方も慣れてもらって、どんどん活用すべきだなと思いますが・・・。
ただ、試合の進行を盛り下げない程度にお願いしたいところです。使い方が難しいですよね。選手も観客も早くこの制度に慣れないといけませんね。
さて、サッカーは意外にもコンタクトスポーツです(当たり前かもしれませんが)。
その割には激しいコンタクトがあった際のルールの整備が今一つなように思います。
例えば私が大好きなラグビーと比較してもHIA(Head Injury Assessment)なんて運用されていませんよね?
一部のリーグでは脳震盪の影響を考慮して導入している節もありますが、まだまだ浸透度合いは低いというのが現実ではないでしょうか?
先日のCL決勝でもリバプールのGKは脳震盪だった、なんて記事を見ると、そこはきっちり止めて脳震盪かどうか判断してもいいんじゃないでしょうか?
試合を左右するだけではなく、場合によっては死にもつながることが脳震盪。
もっと真剣に捉えて対策を取って欲しいものです。
有望な選手の選手生命を短くしないためにも。
また、出血についても寛容的な感じがします。
もっと早く止血してもいいんじゃないでしょうか?
まあ、この点はラグビーも似たり寄ったりのところがあるかもしれませんが。
HIAと直接関係ないかもしれませんが、交代枠の見直しもぜひ進めてもらいたいです。
サッカーよりも激しいコンタクトスポーツであるラグビーは、15名がスタメンで控えが8名います。そして控えは全員使うことができます。
なので、どこのポジションの誰を控えとするのか、どのタイミングで交代するのか、戦術的に見ても面白さが増したと思います(昔は怪我をしないと交代できないみたいなかんじでしたもんね)。
限られた交代枠の中で知恵を絞るのもいいですが、もう少し枠を増やしてもいいんじゃないでしょうかね?
サッカーファンの皆さんの意見はどんなもんなんでしょうか?
おしまい。