2018年FIFAワールドカップ『ベルギーの強さは本物か??』
ドキドキワクワクする試合、見たいですよね?
ベルギーの試合は、見ている者をドキドキワクワクさせます。
心が躍ります。期待感に胸が膨らみます。
グループリーグもそうでした。
皆さんご覧になった日本戦もそうでした。
この試合、日本にとっては残念な結果になってしまいましたが(私も久しぶりに負けたショックで暫く呆然としてしまいました)、ドキドキワクワク感は半端なかったです。
(ベルギーの強さ半端ないって!、とかは言いません)
日本戦に勝利した後、ベルギーの選手の誰かが日本からレッスンを受けたというようなニュアンスのことを言っていたとニュースサイトで見かけました。
今朝のブラジル戦は、まさにレッスンの成果が表れていたのではないかなと思います。詳しい話は専門家に任せるとして、この日は日本戦とは異なり4バック。ルカクとアザールが守備時にサイドに張っていましたね。
そして、この左サイドに張っていたアザールが効果的でした(もちろんマルセロとマッチアップしたルカクも)。
広大なスペースを存分に活かして、スピードとキレのあるドリブルでブラジル守備陣を脅かしていました。
時に手玉に取るようにリラックスしてディフェンスを抜き去り置き去りにしているように見えましたね。
アザールのドリブルは、C・ロナウドやメッシとは違うリズム・テンポを感じます。
C・ロナウドは人を幻惑するような動きや視線、そして類まれなスピードで抜き去っていきます。
メッシは相手の動きを見透かすようなフェイントや体重移動、ボールタッチで抜いていきます。
アザールは、C・ロナウドとメッシを足して2で割ったような感じかもしれません。
あくまでもイメージですけど。アザールもそうですが、C・ロナウドもメッシもドリブルを見るのは楽しいですね。ちなみにスピードで言うとベイルも速いですが、ドリブルを見るのが楽しいとは思ったことがありません。なんか雑なんです。
もう少しドリブル話を続けると、ルカクのドリブルは迫力ありますね。
身長があるのでわかりづらいですが、きっとかなりのスピードが出ていると思いますし、あの体格ですからトップスピードになったら止めに行くのは怖いかも。
まともにぶつかったら、軽自動車と衝突くらいの衝撃がありそうですもんね。
話が散らかってしまいました。すいません。
今回のワールドカップ、何となくですがドキドキワクワクさせるチームが勝ちあがっているように思えます。
もちろん勝ち上がっているチームは守備力も高いんですが、攻撃に魅力を感じるんです。
特にベルギーは、前線のタレントが個性的であり独善的ではなくチームプレーに徹することができるところが素晴らしいと思います。
クラブチームでプレーするよりも、ルカクもアザールもデ・ブルイネもフェライニさえチームのために一生懸命、汗をかいているように見えるんです。
気のせいですかね?
次の準決勝、フランスVSベルギーは楽しみですね。どちらも魅力的なチームであり、見どころが満載です。フランスのディフェンスがベルギーのオフェンスをどう止めるのか、フランスのオフェンスをベルギーのディフェンスがどう止めるのか。そういった意味では、フォーメーションも気になるとことですね。
もう一方の準決勝もどうなるか楽しみですね。開催国のロシアは最早侮れない存在ですが、クロアチアも負けてはいません。ここまで来たらどちらもファイナルまで行きたいと思っているでしょう。
スウェーデンVSイングランドもどうなるか。フィジカルというか体格ではスウェーデンに軍配が上がりそうですが、それ以外の部分ではイングランドの方が分が良さそうです。
どんな形にしろ、明日の未明にはベスト4が出揃います。
その顔ぶれ、予想できましたか??
おしまい。