『裏切られた自由』を取り戻すためには?
あなたにとって『自由』とは?
見出しが重い。いや、何が重いって、言葉がね。ちょっと重たいです。
普段考えませんもん『自由』なんて。その昔、かなり昔、『自由』であることは『不自由』である、なんてことを聞かされたことがあります。また『自由』を享受するためには果たさなければならない『義務』がある、なんてことも聞きました。
『裏切られた自由』とは、本のタイトルです。
読んだ方、いらっしゃいますか?
アメリカの第31代大統領ハーバート・フーバー氏の著作です。
正確に言うと死ぬ直前まで執筆していた原稿を後年取りまとめて出版した、ということになるのかもしれません。
フーバー氏の存在はもちろん知っていましたが、その後に続くルーズベルト、トルーマンと比べると地味ですよね?
特に日本人には馴染みがない大統領なのではないかな?
そうでもない?そんなことないでしょ。ねー?
作品は、第二次世界大戦が起きるまでの舞台裏を歴史修正主義的観点から著したものということになるんでしょうか?
読んでびっくり!幼いころに学んだことは一体何だったのか・・・。
一次資料または一次資料に接することができる面々からの手紙や聞き取り、多方面からの裏付けもあるようなので、書かれていることの信ぴょう性は高いと思われ。
歴史恐るべし!勝てば官軍!歴史の隠蔽・歪曲何でもありなのか?なんて思ってしまいます。
言葉では表せないほどのショックを受けました。
フーバー氏が大統領のままだったら、第二次世界大戦は起きなかったのかもしれませんね。
そういった意味では、歴史の面白さも感じます。もし、フーバー大統領のままだったら、日本が第二次世界大戦に参戦していなかったら。
ここまでの経済発展はなかったかもしれません。
経済発展の代わりに牧歌的な精神的に成熟した平和な国になっていたかもしれません。
歴史を語るうえで「if」を言い出したらキリがありませんが、でも、第二次世界大戦のインパクトを考えると、想像したくなってしまいます。
詳しい解説などは専門の方もいらっしゃるので、そちらに譲ります。
日本であまり話題になっていないのも正直納得できない、寂しい気がします。
読めば歴史観が変わると思いますよ!
すぐには変わらないけど、自信もついちゃうかもしれません。
特に若い世代の方には読んでいただきたい!
本当に、ほんとーに、一読をお勧めします・・・・・・が、
読むには相当の覚悟が必要、
何しろ上下巻で千数百ページありますから・・・。
でもきっと、読んだら世界が変わりますよ。
おしまい。
2018年FIFAワールドカップ『ベルギーの黄金世代』
イングランドに2連勝!!
ベルギーがイングランドに勝ち、見事3位となりました。
脂の乗ったベルギーの黄金世代は、ロシアワールドカップを7試合戦い、6勝1敗で終えました。
チームとしてのクオリティはイングランドよりも勝っているように見え、結果は妥当かなと。
準決勝のフランス戦が、ベルギーチームのBad Dayにたまたま当たってしまったんでしょうね。
さて、イングランドとの戦いは、両軍体が温まる前の前半4分にベルギーが先制。
サイドバックのセンタリングを逆のサイドバックが決めるという、今大会のベルギーらしさを象徴するカウンターでしたね。
それにしても今大会のルカクは素晴らしいです。センターフォワードなんだけど、俺が俺がではなく、フォアザチームに徹していました。先制点の起点もルカクからシャドリへのスルーパスでした。
時計の針をだいぶ進めて、後半。
イングランドが積極的な選手交代。ラシュフォードとリンガードの投入。
テレビの解説でも言ってましたが、この交代で途端にイングランドの前線は活気づきました。交代で入った二人のスピードと動きでベルギーディフェンスを翻弄。
ただしイングランドも決定機をなかなか迎えられない展開。最後の部分で精度を欠きました。惜しい場面はいくつもあったんだけど。
そして試合の流れを大きく決定づける場面が70分にありました。
右サイドをラシュフォードとのワンツーで抜けてきたダイアーがクルトワと1対1に。
キーパーの動きをよく見たチップキック(ループシュートっていうのかな?)はゴールに吸い込まれ・・・と思いきや、懸命に戻ったアンデルワイレルトにクリアされてしまいました。
ゴールマウスに全力で戻るのって怖いですよね。勢い余って怪我するかもしれないし、オウンゴールの可能性もあるし。
見ていない方、ぜひYouTube見てください。NHKの【2分でわかるロシアW杯】はリンクできないようなので・・・。
その後、今回のワールドカップで何度も楽しませてくれたホットラインにより追加点。
ルカクが途中交代した後は、しばし攻撃陣が停滞しましたが、やっぱりこの男たちがやってくれました!
デ・ブライネからアザールへのスルーパス、そしてワンタッチでディフェンスの前に体を入れて、ニアサイドへシュート!
よくあるのは、ファーサイドへ巻いてシュートなんでしょうけど、キーパーのポジションや重心を見てニアに蹴ったんでしょうね。さすがの一言です。これで勝負あり!
グループリーグでは1対0、3位決定戦では2対0で対イングランド2連勝、有終の美を飾りました。
今晩決勝戦がありますが、クロアチアのキャプテンのモドリッチもベルギーのキャプテンのアザールも体型で言えば日本人と変わらない。そうそう、メッシも。
そう考えると、日本にも期待してしまいます。
サッカーはフィジカルスポーツではありますが、それだけではどうにもなりません。
わかりやすいスポーツであるが故、テクニックを身に着け、知恵を絞る必要がある訳ですね。
それにしても今大会のベルギーは、本当に雰囲気が良く見ていてドキドキワクワクさせられるチームでした。
選手の皆さん、監督やコーチ、サポートスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。
しばしの休息を得て、各国の所属チームでのリーグ戦が待っています。
それにしても、実現しないと思いますがルカク、アザール、デ・ブライネが同じクラブチームで戦ったら・・・なんて想像すると、ウキウキしてしまいますね。
今晩の決勝戦、3位決定戦よりも見応えある素晴らしい試合を期待します。
おしまい。
2018年FIFAワールドカップ『ジンクスなるか、それとも』
フランスVSクロアチア
言わずと知れたFIFAワールドカップ決勝のカード!
準決勝の振り返り。
1試合目、フランスVSベルギーは期待外れ。
ベルギーの猛攻をフランスが凌いだと言えば聞こえはいいけど、なんというかもどかしい退屈な試合。
ベルギーのラッシュをフランスがひたすらガードを固めてタイムアップ。
スペクタクル、ドキドキワクワクとは程遠い。というか皆無。
勝つことはとっても大事なことだけど、勝ち方も大事かなと。
20年後には勝ったことだけしか記憶に残らないかもしれないけれど、それども勝ち方にはこだわって欲しい。
なぜならば、サッカーは極上のエンターテインメントの一つだから。
その国を応援している人にとっては結果が全てかもしれない。
でも、それよりも遥かに多くのサッカーファンは、結果もそうだがそこに至るプロセス、勝ち方に共感し感動するんだと思う。
90分間、心身共に最高のパフォーマンスを見せて、ホイッスルの後には相手やレフェリーに感謝を示し尊敬の意を示す。
そんな振る舞いに大きな拍手が贈られる。
見ていて清々しいほどの勝負をついつい期待してしまう。
そんなものは、希少なものなのかもしれないけど。
そういった意味では、最後のCKは軽率だったかもしれないけど、ベルギーVS日本は見ていて激しく落ち込み、その後に清々しさを感じ、サッカーが極上のエンターテインメントであることを再認識させられた試合の一つかもしれない。
フランスが勝った時点で、英仏頂上決戦を夢想しつつ、やっぱりクロアチアを応援。
無欲に見えるほどに一生懸命ボールを追う姿、諦めない姿に多くの方が共感したんじゃないかな。
クロアチアのサッカーは、早い時間帯に先制点を奪われたせいかこれまでのサッカーと異なり、ゴツゴツした印象を受けた。
スタイリッシュではないし、諦めない。
仲間を信じ、自分たちのサッカーを信じ、ボールを追う。
プレミア好きとしてはイングランドも好きなんだけど、セットプレーからの得点が多いのはちょっと不満。
流れからの得点と同じくらいならいいんだけどね。圧倒的にセットプレーからが多い。
エンターテインメントとして見る側としては、もちろんCKやFKからの趣向を凝らした得点も好きだけど、流れから崩したりミドルを打ったり、そういった得点も大好物なんです。はい。
前線には才能あふれる選手がたくさんいるけど、機能せず。残念。
クロアチアは、疲労からかモドリッチもミスが目立ち、トップフォームとは程遠い。
その他にも疲れが溜まっていそうな選手が何人かいましたね。
それでも、最後にはイングランドに追いつき勝ち越し決勝進出。
熱かったです!この試合!
決勝トーナメントで3試合連続延長決着。
30分×3試合で、丸々1試合多く戦っているクロアチアの選手のタフさや試合に向かう真摯さ真面目はとっても共感しちゃいます。
20年毎に新しいチャンピオンチームが誕生するというジンクスを継続させて!
クロアチアが世界チャンピオンなんて夢があるよね!
準決勝の戦いを見たら、多くの方がどちらを応援するのか自明ですね。
スケジュールも厳しいし、試合時間も長い、そんなチームをぜひ応援したい。
そして、さらに20年後、2038年には日本にもジンクスのチャンスがやってくることを期待して。
おしまい。
2018年FIFAワールドカップ『ベルギーの強さは本物か??』
ドキドキワクワクする試合、見たいですよね?
ベルギーの試合は、見ている者をドキドキワクワクさせます。
心が躍ります。期待感に胸が膨らみます。
グループリーグもそうでした。
皆さんご覧になった日本戦もそうでした。
この試合、日本にとっては残念な結果になってしまいましたが(私も久しぶりに負けたショックで暫く呆然としてしまいました)、ドキドキワクワク感は半端なかったです。
(ベルギーの強さ半端ないって!、とかは言いません)
日本戦に勝利した後、ベルギーの選手の誰かが日本からレッスンを受けたというようなニュアンスのことを言っていたとニュースサイトで見かけました。
今朝のブラジル戦は、まさにレッスンの成果が表れていたのではないかなと思います。詳しい話は専門家に任せるとして、この日は日本戦とは異なり4バック。ルカクとアザールが守備時にサイドに張っていましたね。
そして、この左サイドに張っていたアザールが効果的でした(もちろんマルセロとマッチアップしたルカクも)。
広大なスペースを存分に活かして、スピードとキレのあるドリブルでブラジル守備陣を脅かしていました。
時に手玉に取るようにリラックスしてディフェンスを抜き去り置き去りにしているように見えましたね。
アザールのドリブルは、C・ロナウドやメッシとは違うリズム・テンポを感じます。
C・ロナウドは人を幻惑するような動きや視線、そして類まれなスピードで抜き去っていきます。
メッシは相手の動きを見透かすようなフェイントや体重移動、ボールタッチで抜いていきます。
アザールは、C・ロナウドとメッシを足して2で割ったような感じかもしれません。
あくまでもイメージですけど。アザールもそうですが、C・ロナウドもメッシもドリブルを見るのは楽しいですね。ちなみにスピードで言うとベイルも速いですが、ドリブルを見るのが楽しいとは思ったことがありません。なんか雑なんです。
もう少しドリブル話を続けると、ルカクのドリブルは迫力ありますね。
身長があるのでわかりづらいですが、きっとかなりのスピードが出ていると思いますし、あの体格ですからトップスピードになったら止めに行くのは怖いかも。
まともにぶつかったら、軽自動車と衝突くらいの衝撃がありそうですもんね。
話が散らかってしまいました。すいません。
今回のワールドカップ、何となくですがドキドキワクワクさせるチームが勝ちあがっているように思えます。
もちろん勝ち上がっているチームは守備力も高いんですが、攻撃に魅力を感じるんです。
特にベルギーは、前線のタレントが個性的であり独善的ではなくチームプレーに徹することができるところが素晴らしいと思います。
クラブチームでプレーするよりも、ルカクもアザールもデ・ブルイネもフェライニさえチームのために一生懸命、汗をかいているように見えるんです。
気のせいですかね?
次の準決勝、フランスVSベルギーは楽しみですね。どちらも魅力的なチームであり、見どころが満載です。フランスのディフェンスがベルギーのオフェンスをどう止めるのか、フランスのオフェンスをベルギーのディフェンスがどう止めるのか。そういった意味では、フォーメーションも気になるとことですね。
もう一方の準決勝もどうなるか楽しみですね。開催国のロシアは最早侮れない存在ですが、クロアチアも負けてはいません。ここまで来たらどちらもファイナルまで行きたいと思っているでしょう。
スウェーデンVSイングランドもどうなるか。フィジカルというか体格ではスウェーデンに軍配が上がりそうですが、それ以外の部分ではイングランドの方が分が良さそうです。
どんな形にしろ、明日の未明にはベスト4が出揃います。
その顔ぶれ、予想できましたか??
おしまい。
2018年FIFAワールドカップ『桜散る』
負けてしまいました・・・。
ベルギーVS日本の戦いは見応え十分。
あとは結果がついて来れば言うことなしだった。
0対2からの逆転ってワールドカップでは久しぶりみたいですが、実はサッカー見ていると結構あるんですよね、そういう試合。
0対2からの3対2みたいな試合。
日本代表がそれを食らったからなのか、脱力感が尋常じゃない。
今日一日、仕事乗り切れるのかな(会議等が多かったため、乗り切れた!)。
試合の振り返りを素人解説してみたいと思います。
正直、ルカクとアザールにあそこまで仕事させないとは思いませんでした。
ほんとにスイマセン。
後半の後半あたりにちらほら存在感を見せつけていましたが、それ以外の時間帯はほとんど目立たなかった。
目立つ期待をしていたので、その反動が大きいのかもしれないけど。それにしてもよく抑えていたな。
注目していた吉田VSルカクは、贔屓目かもしれませんが吉田の勝ちでいいんじゃないでしょうか?
アザールは相変わらずサイドに張っていたり、ライン間に入る動きを見せていましたが、そこに有効なパスはそれほど出ていなかったように思います。
もう一人の中盤、デ・ブライネもそこまで目立ってはいなかったかな。
プレスとパスコースを防ぐという連動がチーム全体として機能していたのでしょうか。
試合の結果は残念でしたが、「らしい」戦いをできたのは日本かなと見てて思いました。
前半戦スコアレスドローというのは、恐らく予定通りだったのではないでしょうか?
(上手く行き過ぎた感あり。)
そして後半立ち上がり早々、日本は先制点と追加点を奪います。
1点目は自陣からの狙い澄ました柴崎のスルーパスを原口が決めました。
原口は、一瞬逆サイドを気にしたのかシュートを躊躇したようにも見えました。
結果的にその動きでタイミングを外すことができたのか綺麗な力のあるシュートがゴール左隅のサイドネットを揺らしました。
2点目はそのわずか数分後、香川のパスを受けた乾がペナルティエリアの外から強烈な無回転シュート。こちらはゴール右隅に吸い込まれていきました。
どちらも世界屈指のゴールキーパーであるクルトワに指一本触れさせない素晴らしいシュート&ゴールでした。
これは全く個人的な見解ですが、先制点と追加点の間がもう少し空いていたら違う結果になったのではないかなと思っています。
先制点は、後半立ち上がり早々に奪ったものであり、相手の体が温まる前にカウンターで仕留めたものです。
相手の出鼻を挫くという意味でもいい時間帯だったと思います(希望を言えば、あと5~10分後がよかったかも)。
追加点はその数分後に取っています。これが後半30分前後であればなお良かった。ひょっとしたらその間追いつかれるような事態になっていたかもしれませんが、その後に日本が勝ち越しゴールを奪った方が効果的な気がしますし。
点を取るタイミングっていうのも大事だなって思えた試合でした。
ベルギーの1点目はフェルトンゲンのパスかシュートかわからないヘディングでした。
コーナーキックからのクリアのこぼれ球だったかな?どう考えてもセンターリングをミスったやつだと思ってますけどね。
ニアサイドにポジショニングしていた川島の頭上を越えてゴールされました。
でも、川島はなんであそこまでニアサイドに詰めていたんでしょうか?
フェルトンゲンのヘディングはペナルティエリアとサイドラインの間ぐらいからのなされたものだからね。
もっと真ん中でポジショニングしていてもよかったのでは?
これは川島のミスだったような気もします。ラッキーゴールだったよね??
2点目はフェライニのヘディングシュート。ポジションをしっかり取られて合わせられました。クロスを上げさせないように何かできたのか、検証が必要です。
3点目は後半のアディショナルタイムです。日本のコーナーキックをキャッチしたクルトワからのカウンター。
見事にはまりシャドリが逆転のシュートを決めて、万事休す!
この場面の前にもコーナーキックがあったのですが、いずれも工夫なく単調なキックでした(本田の)。
用意されたプレーはなかったのでしょうか?この時間帯でキーパーに直接キャッチされるコーナーは蹴っちゃダメでしょ。
勝ってしまえば些細なことは気にならなかったのかもしれません。でも、負けた時に何を学び次に繋げるのかを考えることは大事ですよね。
今回の負けはポーランド戦とは違い、間違いなく次につながる負けだと思います。
これから日本も世代交代が進むでしょう。
4年後にワールドカップの今回のメンバーでピッチに立っている人間は一握りかもしれません。その一握りのメンバーが今回の敗戦を糧に学んだことを次の世代に語り引き継いでもらえればなと思いました。
最後に、西野監督、ベルギー戦ではベンチワークが冴えませんでした。後手に回ったように見えました。
交代枠を余したのも延長戦を見据えてのことなんでしょうか?
グループリーグと同じようなベンチワークが出来ていたら・・・、これまた違う結果が待っていたかもしれませんね。
一方のベルギーのマルティネス監督。采配ズバリ!
交代で入った選手が2点目、3点目を決めました。お見事!天晴です!!
おしまい。
2018年FIFAワールドカップ『日にちが変わるとPK決着』
まさかの展開、まさかの決着
今日(というか明日の未明)はいよいよ日本VSベルギー戦ですね。
初めてのベスト8を目指すにあたって、これまでで一番の難敵。
勝負に「絶対」はありません。
今大会を彩るアップセットのひとつを起こしてもらいたい。
コロンビア戦を凌ぐアップセット。そのために頭と体をフル回転させ全力を尽くしてもらいたいですね。お願いします!
さて、その前にロシアVSスペインとデンマークVSクロアチアの振返り。
ロシアVSスペインは、全く見ていませんが結果を見てびっくり!
ここでスペインが消えるとは・・・。
PKは次の試合に進むためのくじ引きみたいなものとはいえ、残念至極。
クロアチアと戦うスペインを見たかった。
それにしてもロシアは運も観客も味方につけ快進撃を続けています。
開幕戦の勢いを今も継続しているような印象。
ホームアドバンテージもありますが、ワールドカップでの戦いを経て、チームが劇的に成長しているんでしょうね。
スペインは、開幕直前の監督解任が尾を引いてるんでしょうね。
色々と大人の事情もあったんでしょうけど・・・。なんとも残念でなりません。
一方のデンマークVSクロアチア。こちらは試合早々に両チームが点を取る展開に。
これは点の取り合いか!と思いましたが。サッカーって難しいですね。
そこから115分点が入らなくてPKですからね。
この試合のハイライトのひとつは、延長でのシュマイケルのPKストップでしょう。
あの時間帯、蹴るのはモドリッチ。
誰もがクロアチアの追加点、勝利を疑わなかったと思います。
でも、まさか!シュマイケルが読み切ってキャッチング!
素晴らしいの一言です。見応え十分でした。
その後、PK戦ではモドリッチがきっちりお返し。
しかも真ん中に蹴るという強心臓ぶりを発揮!
つくづく世界のトップは凄いなと思った次第です。
それにしてもこのPK戦は見応え十分でした。
どちらのキーパーも神懸かっているというかなんといか・・・。PKは入って当たり前と言いますが、どちらのキーパーもオーラというか圧が半端ない。
二人ともゾーンに入っていたのかな??
日本のキーパーにもコンスタントにこのような活躍をして欲しいものです。
そうすればもう少し勝ち点を積み増すことができたんだと思ったりして。
無いものねだりをしちゃダメですね。
話をまた戻して、日本VSベルギー。
皆さんは誰に注目しているんでしょうか?
スタメンはまだわかりませんが、吉田VSルカクは同じプレミアでやりあっている仲。
気になる対決です。
全体的にはグループリーグと同様、相手に合わせるのではなく自分たちの戦術の中で選手交代ができるようであれば、いい勝負が期待できそうです。
そのためにも0対0の時間帯をなるべく長く作る、良い時間帯で先制点を取る、そういった展開に期待したいです。
今日勝つことでポーランド戦での不本意な戦い方の汚名を返上してもらいたいものです。
がんばれ、ニッポン!
がんばれ、SAMURAI BLUE!
唐突ですが、長くなったのでこれにて。明日の仕事は眠くて辛いな~。
おしまい。
2018年FIFAワールドカップ『進む世代交代』
スター誕生!
一応お断りしておきますが、はるか昔にやっていた番組名ではありませぬ。
フランスVSアルゼンチン、凄い戦いでした。
実はフランスは、開幕時あまり注目していませんでした。
個別で見ると才能豊かな面々が揃ってるんですけどね。どうしてなんでしょう?
少し地味な印象があったんですね。
グループリーグは危なげなく戦い、余裕の1位通過。
決勝トーナメントでは、チームの質が変わってましたね。
エンジン全開というか本気になったというか。
本当に今さらですが、優勝候補に挙がる理由がわかる戦いぶりでした。
今まであまり注目せずにすいません。
さて、
スター誕生!
その名は「エムバペ(ムバッペ)」(本当はなんて発音するのが正しいの?)
もともと評価も高く価値も高い(お値段が高い)選手でしたが、アルゼンチン戦の活躍を見ると、その能力も価値も天井がしれませんね。
まだ19歳とのこと。素晴らしい指導者と出会い、人間的にも模範となるような選手になってほしい。
実力はその域にあるので、あとはピッチ内外の行動で示してもらいたいですね。
試合の話を少し。
ディ・マリアとパバールのミドルはどちらもコントロールされ、キーパーにはノーチャンスの素晴らしいゴールでしたね。
もちろん、エムバペの2得点は言うまでもありません。個人のスキルはもちろんですが、チームとしての成熟も感じました。
特にエムバペの2点目はカウンターのお手本のようなプレーでした。
相棒がジルーであったこともエムバペには幸運だったと思います。
エムバペの2点目は、ジルーが強引にシュートに行ってもおかしくないシーンでした。
そこをディフェンダーを引き付けてパスを出したところは、ジルーらしさですね。
自己主張が弱いと言えばそうなのかもしれませんが、ジルーは年の離れた弟の活躍を喜んでいるお兄さんのように見えてしまいました。
それだけ慕われているということなんでしょうか?
ゴールセレブレーションも本当に雰囲気が良くて、見ている方も気分がいいです。
次のウルグアイ戦、カバーニの具合がよくわかりませんが、きっとエムバペ対策を取って望んでくると思います。
今のコンディションを考えると、アルゼンチンよりもはるかに難敵ですね。
1998年、フランスがワールドカップで優勝した年に生を受けたエムバペ。
奇しくもC・ロナウドとメッシが同じ日にワールドカップを去り、新たな天才が眩しい煌めきを見せた。
優勝を語るのは決勝に進んでから。
今はその舞台にフランス代表が立つことを密かに応援しようと思う。
(個人的にはベルギーVSフランスの準決勝が見たい。そのシナリオが実現すると日本負けちゃうんだけど。)
おしまい。
2018年FIFAワールドカップ『賭けに勝ったのは??』
結果だけは評価できる?
のかな??
今さら感ありますが、振り返らずにはいられないので。
ポーランド戦を終えて、無事にグループリーグを突破!
戦前の予想を上回る望外の結果を出した今回の日本代表!
あくまでも結果だけを見れば・・・の話ですが。
無得点で負けたことや闘志を見せない戦い方に、当然賛否は巻き起こる。
今はそのプロセスに注目が浴びているが、4年後にはそのことが忘れ去られ、ベスト16という結果だけが残る。
本当にそれでいいのか?
きっといいんでしょうね。
ただね、これからも続く長い日本のサッカーの歴史を考えると『負』の面が大きいんじゃないかな?こればかりは比較できないから何とも言えないけど、個人的にはそう思う訳です。
なぜか。
今回の負けは、次の戦いに繋がらない負けに思えてならないから。
この思いが杞憂であることを示すためにも次のベルギー戦は大一番である。
もちろんノックアウトステージだし、何よりもグループリーグ最終戦の戦い方が良かったのか悪かったのかの審判が下る戦いである。
黄金世代が成熟期を迎えようとしているベルギー代表は、今の日本では10回戦って1回勝てるかどうかだと思う。それでもその1回あるかないかの可能性を引き寄せてもらいたい。
ちなみにイングランドの場合、10回に2~3回くらい勝てそうな気がする(ちょっと盛りすぎですかね)。
流れの中で点を取れるイメージはあまりわかないが、セットプレーを起点とする得点シーンはイメージが十分湧く。
FKもCKもスローインも一つひとつを大切にし、相手を混乱に陥れ、点を奪い取って欲しい。
勝つに越したことはないが、負けたとしても日本らしいプレーを精一杯見せてもらいたい。
もし、負けるにしても4年後に繋がるような負けになってほしい。
無得点で負けるのは最悪です。何なら先制点を期待しちゃいます。
グループリーグ最終戦で見せた失態を補って余りあるほどの戦いを見せてもらいたい。
セネガル戦のように見るものを感動させるような戦いを見せてもらいたい。そう切に願っています。
ほんの少し話は逸れますが、今回の作戦?戦術?は本当にいかがなものかと思う。
監督の指示ということみたいだが、常識的には考えられない。
試合をつまらなくするとかそういう類の話ではない。
仮に0対1で負けても自力でグループリーグを突破できるのであれば、負けていてもポゼッションして時計を進めるというのは有りだと思います。
ところが、今回はセネガルが点を取ればその場でグループリーグ敗退という場面でした。
伝聞なのでどこまで正しい表現なのかわかりませんが、今回の件について「リスクを取った」ということを西野監督が話していると聞きました。
今回のシチュエーションでいうと「リスクを取った」とか「作戦」とか、そういうのとはちょっと違うように思う。どちらかというと「無謀」という表現が当てはまるのではないか。
自らのコントロール下にないものに対して「リスクを取った」というのは、不適当な表現ではないか。まあ、個人的な考え方ですけどね。
もし、セネガルが1点取って日本がグループステージ敗退していたら、どうするつもりなのか。
イギリスメディアでは「茶番だ」「滑稽だ」と言っているようですが、まさにその通りじゃないでしょうか?
兎にも角にも頭と気持ちを切り替えて、ベルギー戦に向けて準備をしてください。
ベルギー戦では奇策はいりません。
現時点で考えられるベストメンバーで、精一杯戦ってもらいたいと思います。
がんばれ、ニッポン!
がんばれ、SAMURAI BLUE!
おしまい。
2018年FIFAワールドカップ『ゴールラインテクノロジーやVARもいいけれど』
試合の話じゃない話
もう少しでグループリーグも終わり。決勝トーナメントに向けて、駆け引きが盛んに行われていますね。
今大会初のノーゴールドローとなったデンマークVSフランス。
忖度が働いてなんて言葉も聞こえてきますが、ファンからしたら納得できないよね。
その気持ちわかります。
試合をしている選手たちにロッカールームでどんな指示があったのか。
大変興味深いところです。
さて、ゴールラインテクノロジーやVARが幅を利かせるようになった今回のワールドカップ。
皆さんは楽しんで見ていますでしょうか?
レフェリーも慣れていないせいか、VARを活用するタイミングが微妙なときありますよね。「えっ!いまっ!?」みたいな。
新しい技術は使う方も慣れてもらって、どんどん活用すべきだなと思いますが・・・。
ただ、試合の進行を盛り下げない程度にお願いしたいところです。使い方が難しいですよね。選手も観客も早くこの制度に慣れないといけませんね。
さて、サッカーは意外にもコンタクトスポーツです(当たり前かもしれませんが)。
その割には激しいコンタクトがあった際のルールの整備が今一つなように思います。
例えば私が大好きなラグビーと比較してもHIA(Head Injury Assessment)なんて運用されていませんよね?
一部のリーグでは脳震盪の影響を考慮して導入している節もありますが、まだまだ浸透度合いは低いというのが現実ではないでしょうか?
先日のCL決勝でもリバプールのGKは脳震盪だった、なんて記事を見ると、そこはきっちり止めて脳震盪かどうか判断してもいいんじゃないでしょうか?
試合を左右するだけではなく、場合によっては死にもつながることが脳震盪。
もっと真剣に捉えて対策を取って欲しいものです。
有望な選手の選手生命を短くしないためにも。
また、出血についても寛容的な感じがします。
もっと早く止血してもいいんじゃないでしょうか?
まあ、この点はラグビーも似たり寄ったりのところがあるかもしれませんが。
HIAと直接関係ないかもしれませんが、交代枠の見直しもぜひ進めてもらいたいです。
サッカーよりも激しいコンタクトスポーツであるラグビーは、15名がスタメンで控えが8名います。そして控えは全員使うことができます。
なので、どこのポジションの誰を控えとするのか、どのタイミングで交代するのか、戦術的に見ても面白さが増したと思います(昔は怪我をしないと交代できないみたいなかんじでしたもんね)。
限られた交代枠の中で知恵を絞るのもいいですが、もう少し枠を増やしてもいいんじゃないでしょうかね?
サッカーファンの皆さんの意見はどんなもんなんでしょうか?
おしまい。
映画『グレイテスト・ショーマン』
ミュージカル映画との相性
冒頭『ラ・ラ・ランド』を思い出してしまいました(同じ思いの人いるかな?)
ちなみに『ラ・ラ・ランド』は劇場で見ましたが、冒頭の盛り上がりの数分が一番印象に残っています。
さて、『グレイテスト・ショーマン』
噂に違わず良い作品でした。テンポもよくて間に挿入される歌もよく、あっという間の100分間でした。
公式HPによると時代は19世紀のアメリカ。
鉄道敷設の話もあるので、そのくらいの時期なんでしょう。
詳細を書くとネタバレになるので止めておきますが、ヒュー・ジャックマンが男前で格好いい!
相棒役のザック・エフロンもいい味出してます。
二人のコンビネーションもテンポをよくしている要因の一つかも。
繰り返しになりますが、ところどころの挿入歌が何とも言えず効果的で心をふるわされます。
途中「人類の祝祭」という言葉が出てきます。
ヒュー・ジャックマン扮するPTバーナムは先進的なダイバーシティ推進者かもしれない、なんて思ってしまいました(意味が分からないと思いますので、ぜひ作品をごらんください)。
また「残ったのは友情と愛と誇りの持てる仕事だけ。人生の喜びを教わった」というセリフが出てきます。自分がどう感じたかを言葉にできるほど語彙力がないので、下手に語るのは止めておきます。話の展開、流れを踏まえてぜひこのセリフを聞いてもらいたいです。
『グレイテスト・ショーマン』は好きな映画の一つになるかもしれません。
今すぐにではなく、暫くしてから。
時間をおいて何度も見たくなる映画、そんな映画になるかも。
そんな映画になるかもって思える作品に出会えて、今日は幸せな日かもしれません。
いつも以上に脈略とまとまりのない文章になってしまいました。
おしまい。