映画『君の膵臓をたべたい』
え?なんて読むの?
「〇〇ぞう」であることはわかるけど、見慣れた「しんぞう」「かんぞう」でもないし。
んー。わからない・・・。
まあ、映画見たらわかるのかな。
ところで、これ、ホラーか?
ホラーだとしたらこんなに人気ないよね?きっと違うんだろうな。
でも、ホラーっぽくない、タイトルが。
そんな悶々とした日々をすごしていた訳ですが(かなり大げさ)。
ある日WOWOWで放送するとのこと。
悶々返上のため観ました。とうとう観ちゃいました。
「膵臓」は「すいぞう」って読むんだ。なるほどなるほど。
ほんの少しだけ賢くなりました(笑)。
そして・・・なんと・・・
ホラーじゃない!!(←ここ重要)
詳しいあらすじなどはネタバレになるので書きません。
一言付け加えるのであれば、ぜひ観てください!
主演の浜辺美波さん、素晴らしいです。
笑顔がとても愛くるしく透明感のある自然な演技が何とも言えず胸に突き刺さりました。彼女の演技を観るためにこの映画を観てもいいかもしれません。
次観るときは彼女の演技に注目して観ることになると思います。
ちなみに浜辺美波さん、顔立ちは今風な気もするし、懐かしさも感じます。
この映画を恋愛ものと一括りにすることには抵抗がありますが、ジャンルとしてはきっとそうなんでしょう。
いや、違うかな。青春ものかもしれませんね。
劇中の二人の想いは、何年か後に振り返ったら「お互い恋愛感情を持っていた」ということなのかもしれません。
でも、その当時の二人は恐らく・・・薄々は気づいていたかもしれないけど・・・自分の気持ちを持て余していたのかもしれません。
この疼くような、モゾモゾした何とも言えない想い。
相手のことがどうしても気になって、視線をやってしまう。
素直に表現できずに抑えてしまう言葉や行動。
自分の気持ちに気づかないふりをして、目をそらせて、意気地のない態度を取ってしまう。それは相手を思いやっているんだとう言い訳をしてみたり。
今となっては思い出せないくらい昔の感情ですが、観ていて二人を応援したくなりました。
「そうじゃない、もっとこうしないと!」なんて、心の中で呟いてみたり。
話の結末辺りは何となく伏線もあり予想できる部分もありましたが、それでもなお観る価値はとってもあります。
そして、久しぶりに映画観て泣きました。
あと、観ている最中もそうですが、観終わった後もこの映画に懐かしさ、既視感を覚えました。
なんでだろ??誰か教えて!
おしまい。