2018年FIFAワールドカップ『韓国予選敗退危機・・・ところで誰のためにサッカーしてるの?』
メキシコに惜しくも敗れる!!
とはいえ、それは結果のスコアを見た場合。
試合の内容ではメキシコに遠く及ばずといったところ。
韓国のサッカーについて、あーだこーだ言うほど詳しくありませんので、ごく簡単に。
韓国代表で知っているのは、スパーズで活躍中の「ソン・フンミン」だけです。
あとは名前聞いてもピンときません。
プレミアをよく見るので、ソン・フンミンのことはある程度知っています。
よく走り献身的なプレーをする。
一生懸命にサッカーに取り組んでいるプロフェッショナルだと思います。
スパーズでは一時期干されて移籍するなんて噂もありましたが、自らの実力を示ししっかりと自分の居場所を確保しています。
メンタルもきっと強靭なんでしょう。そして恐らく紳士的で礼儀正しいと思われます。
そんなソン・フンミンがメキシコ戦後にこんなことを言っていたらしいです。
『何より心から申し訳ないと思っている。でも僕たち選手は、ベストを尽くしたことそして、応援をありがたく思っていることを伝えたい』
日本でもこんな感じのことを昔はよく耳にしたような気もしますが、最近はあんまりありませんね。
でも、お隣の韓国は冬季オリンピックでも同じようなことを言っていた選手がいたように記憶しています。本当に「申し訳ない」と思っているんだろうけど、それを言わせる必要ありますか?
ところで、国を背負う選手たち。
サッカーに限らないんだけど、みんな好きで始めたスポーツなんだよね?
始めた当初はどんな気持ちだった?楽しかったよね?
それがいつしか上手になり、国を背負うようになった途端、楽しくプレーできないのはなぜ?
「国を背負ってるんだから、楽しくなんてできないよ!」なんて当たり前の答えは聞いてません。
好きで始めたことが仕事になって、お金をもらえる、それはそれで大変なんだろうけど、そんなことができるのはほんの一握りの選手だけ。
そうなれない人からみたら羨ましい限り。
もっと自分のためにがんばってもいいんじゃないかな?
楽しんでボールを追いかけサッカーしてもいいんじゃないかな?
それは、メッシやネイマールといった世界的な名手にも当てはまることなのかも。
国の代表だから、負けた時に国民に謝りたくなる気持ちはわかるよね。
でも、見ている側の気持ちからしたら謝ってもらっても仕方ない。謝ったところで結果が変わるわけでもないし。
苦しそうに窮屈そうにプレーしている選手たち、相手に合わせるあまり自分たちの強みを消してしまうような作戦を用いる監督やコーチ。
本当にそれでいいんですか?
やりたいプレーはそれなんですか?
そう問いかけたい。
取り留めのない雑記になってしまいましたが、韓国の代表が負けるたびに起こる「犯人探し」と「選手の謝罪」には虚しく悲しい思いしかしません。
どんな結果になろうとも、国を背負っている代表のことを心から応援し労えるような、そんなサポーターになりたい。そう思う今日この頃です。
おしまい。